吉本新喜劇の千葉公平(48)が、29日に大阪・YESシアターで公演「千葉ちゃんと新喜劇~ゲームコーナーもやるよ~」を開催する。

千葉県で生まれ育ち、ハローバイバイ、ギンナナなどのコンビで活動したが、いずれもブレークせずに解散。2020年(令2)年に拠点を大阪に移し、芸名を千葉公平に改名して吉本新喜劇に入団した。

「ストレートな新喜劇の中で、ゴリゴリの関東弁で押し通しています。20年の1月に大阪に引っ越したんですが、新喜劇にデビューできたもののコロナ禍。意気込んでいたのに何も出来なくなりました。腐っていてもしょうがないので、SNSで動画を投稿しましたら、ガリットチュウの福島(善成)が『面白いからYouTubeをやったほうがいいよ』って勧めてくれて。それを見た新喜劇の人が、コロナ明けに『面白かったよ』と褒めてくれました」

東京で23年、大阪で3年の芸歴。44歳で拠点を移した。

「東京では腐りきっていて、チャンスがあってもものに出来ずにコンビ解散も2回経験しました。大阪に行ったのが40代中盤。商品として落ちていく一方なのに新喜劇が出来るなんて、感謝しかありませんでした」

大阪移転は野性爆弾くっきー!(47)がきっかけだった。

「僕は盆栽が趣味なんで、喫煙所で一緒になった時に『古民家に住んで盆栽をやりたい』って行ったら『大阪は古民家安いで』って勧めてくれた。そこで『実は新喜劇に行きたいと思っている』って話したら、その場で座長だった小籔(千豊)さんにLINEしてくれたんです。19年の暮れのことです。10分後に小籔さんから『どういうこと』って電話があって、思っていることを全部言ったんです」

それから3年10カ月がたった。

「ぶっちゃけ言って、新喜劇を見て育ったわけじゃない。ただ、お芝居が元々好きで、間寛平さんと営業で一緒になった時に(池乃)めだか師匠と20分くらいやり続ける。『なんだ、このジジイたちは』と思って、新喜劇のことを考えるようになりました」

今年6月に行われた「吉本新喜劇座員総選挙」では2位。人気者となったが、最初は厳しい声も多かった。

「ツイッターで『関東人いらんねん』『関東弁いらん』と厳しい声をいただきました。今は『来てくれてありがとう』と言ってもらえます。新喜劇はUSJと肩を並べる大阪名物だと思っています。ディズニーの人気アトラクションみたいなものです。街中を歩いていても『千葉ちゃーん』って声をかけてもらえるようになりました」

夢がある。大阪で結婚することだ。

「新喜劇を続けて行って、大阪人の嫁を見つけたい。あと、ラジオ番組もやってみたいですね。関東人が、どこまで新喜劇にいられるか。関東弁のジジイをやれたらいいなと思っています」

東のくすぶりが、西で大きく花開いた。

◆千葉公平(ちば・こうへい) 1975年(昭50)10月24日、千葉県柏市出身。96年(平8)東京NSC(吉本総合芸能学院)に2期生として入学。同期に佐久間一行、ガリットチュウ、くまだまさしら。同年、金成公信の芸名で関暁夫とコンビ「ハローバイバイ」結成。09年解散。10年菊池健一とコンビ「ギンナナ」を結成。19年(令元)に解散。20年に大阪へ拠点を移し、芸名を千葉公平にして吉本新喜劇入団。千葉も出演。吉本新喜劇座員総選挙では22年10位、23年2位。趣味は盆栽、カラオケ、映画。身長184センチ。