滝沢秀明氏(41)が代表取締役を務める芸能事務所TOBEの所属タレントが出演する初のコンサート「to HEROes~TOBE 1st Super Live~」最終公演が17日、東京ドームで行われた。4日間で計22万人を動員。観客への撮影許可や世界生配信なども実施し、滝沢氏は「世界に飛び立つきっかけに」と語るなど、グローバル展開を見据えたステージとなった。【玉利朱音】

▼記者が見たTOBE初コンサート

TOBEとして初めて、そしてアーティストたちにとって久々のファンとの再会の場。花道や通路、リフターで縦横無尽に会場を移動し、客席との距離を縮めた。冒頭8曲、およそ40~50分間は撮影可能で、多くの観客が長時間“推し”の姿をフォルダーに収めながら楽しんだ。

創立1年の事務所であることから、滝沢氏は以前“曲数の少なさ”を憂慮。しかし、グループの垣根を越えたコラボレーションコーナーや研修生のダンスナンバーなどを要所ではさみ、ボリュームのあるステージを作り上げた。今後、曲や演出のバリエーションを増やすことで「世界進出」に向けたさらなる進化に期待がかかる。