TUBEが6月1日、デビュー40周年を迎える。85年にデビューし、「夏」「海」の不変のキーワードを掲げ活動してきた。来る40周年記念日には、ゆかりの地ハワイで20年ぶり3度目の単独公演を行う。このほど都内で生配信を行った4人に、ハワイへの思いや周年への意気込みを聞いた。

TUBEにとってハワイは特別な場所だ。ハワイでレコーディングを行っていたことから縁がつながり、00年に日本人アーティストとして初めてアロハスタジアムでライブを開催。当時の記事によると2万1000人の観客が訪れたという。その際にハワイ州知事から6月1日を「TUBE DAY(TUBEの日)」として認定された。

05年にもハワイでライブを行い、今回20年ぶりに“第2の故郷”へ舞い戻る。40周年記念ライブの開催地はワイキキの野外音楽堂「トム・モファット・ワイキキ・シェル」。同所には、これまでTUBEのハワイ公演をプロデュースした故トム・モファット氏の名前が冠されている。

前田亘輝(59)は「彼との出会いはすごく大きくて。プロデュースしてくれて常に側にいてくれた。その人の名前が付いている会場でやるのもご縁だと思うし、感慨深いものがあります」としみじみ。春畑道哉(58)は40周年記念ライブを見据え「ハワイならではの曲やハワイへの思いの曲とかをちりばめて…。楽しみですね」とほほ笑んだ。

20年前、05年のライブについて聞かれた前田は「もうそんなにやってないのか~」と驚きつつ、当時を振り返るも「その時高熱出してて、全く覚えてないんです」と苦笑い。今回は円安の影響を案じて? 「我々も無駄遣いしないように、大人数で行きますからケータリングの量も少なくね」と笑いを誘った。

ハワイ公演のみならず、7月から来年にかけて4年ぶりの大がかりな全国ツアーを予定。さらに8月には通算36度目となる横浜スタジアムライブを行い、アルバムリリースも控えるなど盛りだくさんな1年になる。メンバーも還暦目前。前田は「無事に乗り切るのがテーマかな。いい年ですし」と話し、松本玲二(58)も「高血圧で…。病気せず無事にね」。春畑も「腰痛に気をつけたい」と引き締めた。

35周年はコロナ禍と重なり、ファンとともに盛大にライブを行うことはかなわなかった。角野秀行(59)は「ライブをやれないってことが35年間なかったので。1回コロナ禍でそれを取り上げられて、その次にライブをするときはもっと楽しく、わいわい盛り上がれるようなことができると思っていましたし、楽しみながらやれていますね」と笑顔を見せた。

来年6月までを40周年イヤーとし、より盛りあげていくのだという。前田は「夏だけ集まってやる、みたいなことを繰り返してたら40周年になったかなという感じ」としつつ、「TUBEはとにかく来てくれた人を絶対に楽しませる、というスローガン」と周年イヤーへの期待をあおった。【玉利朱音】