タレントで実業家の小島可奈子(49)が、30日配信のABEMA密着企画番組「NO MAKE」に出演。自閉スペクトラム症、ADHD(注意欠如・多動性障害)と診断された娘との日常を公開した。

番組では小島が小学6年の娘、百(もも)ちゃん(11)と福岡で生活する様子に密着。百ちゃんが特別支援学級に通ったり、母娘で料理をするなどの日常が映された。

百ちゃんは2013年11月に誕生し、半年後の乳児健診で「発達障害のサイン」が出たという。小島は「追視っていって、光を当てて赤ちゃんが眼を追っかけるかって(検査を)するんですけど、追っかけなかった」と、反応が鈍かった様子を明かした。また「歩くのが遅かったんです。2歳過ぎて、ようやく歩けるようになった」と振り返った。

小学校入学前の検査で、自閉スペクトラム症、ADHDと診断された。現在の症状について、担当教師からは「忘れ物が多いとか、片付けが苦手とか、何かしている時に気が散って違うことを始めるとか、そこらへんがわかりやすい特徴」と説明。小島は「大きい音が苦手なので、今ちょうど『東京MER』と『鬼滅の刃』を映画館でやっているんですけど、音が響くのが怖くて見に行けない」と補足し「味覚障害も若干あるのかな。シソの葉を10枚、なにもつけないでそのまま食べたり、パクチー1袋全部食べたりとか」と、赤裸々に語った。

ただ、受け答えや会話などは普通にでき、スタッフから大好きな「鬼滅の刃」の推しキャラクターを聞かれると、百ちゃんは「悲鳴嶼行冥(ひめじま ぎょうめい)」と即答。スタッフが「珍しいですね」とうなると、笑顔を見せる場面もあった。小島は、義母からは通常学級での授業を勧められたことも告白。ただ「私も悩んだんだけど、日常を本人が過ごしやすいこと、の方がいいかな」と、特別支援学級を選んだ理由を語り「多分、一般クラスに入ってたらついて行けていなかった」と語った。

百ちゃんが自身の性格を分析する場面も。「怒られると泣きそうになる」と語ると、小島が優しく「ADHDでなくても、子どもは怒られると泣きそうになるよ」と諭す場面も映された。また小島は、百ちゃんが「小学5年生ぐらいから『ママ、ADHDって何?』って」と、自身の特性を意識し始めていることにも言及。今回の密着番組も「イヤだったら断る」と伝えたが、百ちゃんが「え~、いいよ~」と、出演する意思を見せたという。

小島は百ちゃんの現状について「いろんなことをかみ砕いていっている状態」と説明。特性が判明した当初についても「最初に言われた時も、こんなこと言ったらすごく怒られそうだけど、芸能のお仕事をしていて、皆さんやっぱり、個性的なところが魅力的だったから、娘がそういう個性があっても、それがまた魅力になるかもしれないと思ったので、本当に何も思わなかったんですよ」と振り返った。その上で「誰でも見えなくても悩んだり苦しんだりするものだから、それ(娘の特性)だけが特別なことではないんだよ、ということは伝えている。そもそも、普通ってなんだよ、いうところもあると思うんですよ」と、百ちゃんに対する思いを明かした。

小島は福岡出身で、1996年にグラビアアイドルとしてデビューし、バラエティー番組などでも活動。ビートたけしと長年、番組で共演したことで一躍、知名度をあげた。04年9月にはセミヌード写真集「叶々(カナカナ)」を出版。11年2月に一般男性との結婚を発表し、13年11月に女児を出産している。9月16日~21日には、渋谷「ギャラリー・ルデコ」で約50点の写真を展示する写真展も開催予定。

「NO MAKE」はABEMAの見逃し配信でも視聴できる。