オール関西ロケで撮影中のダブル主演映画「国境」(井筒和幸監督)の記者会見が16日、あべのハルカス(大阪市阿倍野区)で行われ、ダブル主演の俳優伊藤英明(50)、染谷将太(33)、井筒監督らが登場した。
原作は黒川博行氏の同名作(疫病神シリーズ)。大阪のヤクザの桑原と建設コンサルの二宮の“疫病神コンビ”が、だまされた金を奪い返すため詐欺師を追って北朝鮮に潜入し、監視社会の現実と暴力の渦の中で標的の行方を追いながら生き延びるための駆け引きに巻き込まれていく長編ノワール。
異例の撮影中の会見に出席した井筒監督は手応えについて「まあ、なんとでも言えるけど」と話し、「奇しくもですよ、世界の親分たちは外国で島の取り合いをやっとる最中ですからね」と国際情勢になぞらえ、8年ぶりのメガホンを取る新作に「ちょっと世相とリンクしてしまったところが気になったね」と話した。企画を立ち上げた紀伊宗之プロデューサーは「公開は年末か年明け(27年)ぐらいを予定している」といい、撮影は「まだ2~週間残っている」とした。



