全盲のシンガー・ソングライター佐藤ひらり(25)が5月24日(現地時間)に米ハワイのパールハーバーで開催される「終戦記念 平和の炎式典」で歌唱することが28日までに決まった。
今年は1941年(昭16)に太平洋戦争が勃発してから85年の節目。式典には当時の首相だった東条英機氏の曽孫である東条英利氏と、終戦時の米大統領だったトルーマン氏の孫であるクリフトン・トルーマン・ダニエル氏が参加。和解と平和への誓いを象徴する宣言に共同で署名する予定だ。
佐藤はこれまでに被爆地の長崎で何度も歌唱し、広島で被爆したピアノを使ったコンサートも開催。国連合唱団アンバサダーも努めている。「東日本大震災がきっかけで曲を作らせてもらってきた私は、被災地で歌わせてもらってきましたが、復興は物質を届けるだけでなく、心を平和にすることが大切だと考えてきました。そして、広島の被爆ピアノを弾かせてもらう時に考えたのは、戦争をするのも人間だが、平和をつくるのも人間であり、音楽を通じて人の心を和ませられたら…」と平和を願う思いを吐露。そしてハワイの式典で献歌をすることに「『平和の炎式典』で歌わせてもらうことは、おのおのの日常の当たり前がどれだけ幸せで平和なことなのか。当たり前でないということを届けられたらと思っています」とコメントした。



