リーグ戦で出場機会が限られていた選手がタイトルの懸かった公式戦で経験を積んだ。J1新潟は8日のルヴァン杯1次リーグ初戦の福岡戦で、8人が今季の公式戦初出場。0-1で敗れはしたものの、「全員が戦力」であることを改めて印象づけた。チームとしてやることにブレはなく、徐々にリズムをつかんでボール保持率は68%。総パス数では相手を500本近くも上回った。
若手の登竜門になっている大会で期待の新戦力が初登場。新潟U-18所属のMF石山青空がトップチームデビューを果たした。17歳1カ月9日でのルヴァン杯初出場はMF本間至恩(現クラブ・ブリュージュ)の16歳9カ月22日に次ぐクラブ歴代2番目の年少記録。MF星らと連動して好機に絡むなど4分間の出場で才能の一端をうかがわせた。
19歳のMF吉田と、プロ2年目の23歳MFシマブクは巧みな足技を披露し、今季新加入のMFダニーロ・ゴメスは持ち味のスピードをアピール。特に24歳のブラジル人アタッカーはクロスバー直撃の左足ミドルシュートを放ち、守備でも献身的な動きを見せた。
いずれもさらに経験値を積めばレベルアップが期待できそう。ベンチ入りメンバーの平均年齢23・65歳は1次リーグ開幕節を戦った20チームで最年少。伸びしろは十分だ。【石川秀和】




