今季ここまでのアルビレックス新潟は前半と後半で別の顔。1日の名古屋戦はそれを象徴するような試合になった。

【イラスト】新潟の前後半別得失点
【イラスト】新潟の前後半別得失点

前半35分にMF太田の今季4ゴール目で先制したが、その1分後にDF舞行龍が不用意な反則で一発退場。1人少なくなってから相手の猛攻を受け、後半に3失点。前節の浦和戦に続いてリーグ戦2試合連続の逆転負けとなった。

今季の前後半別の得点数を見ると、前半は湘南の9点に次いで2番目に多い8点を挙げていながら、後半の得点は今季未勝利の横浜FCと柏と並びワーストタイの1点。ハーフタイムを挟むと一気に失速する試合が目立つ。

前半35分に先制点を決める太田(撮影・小林忠)
前半35分に先制点を決める太田(撮影・小林忠)

J2を制した昨季は先制試合で23勝1分けと1度も負けなかったが、J1に上がってからは2勝1分け2敗。これまでの必勝パターンが崩れ、J1とJ2のレベルの差を痛感させられる。それでも松橋監督は名古屋戦後に「前半も後半も選手のパフォーマンスには満足している。次につながる戦いをしてくれた」と努めて前を向いた。

最後まで11人対11人だったら結果はどうなっていたか? 敵将の長谷川監督は「90分、難しい試合が続いていたと思うが…」ともコメントしていた。数的不利になるまでの試合内容は敵陣でのパス回しなど今季最も良かった印象。J1レベルに身を置くことで、90分通した戦い方も身についていくはずだ。【石川秀和】