J1で最下位のアルビレックス新潟は23日、ホームで名古屋と0-0で引き分けた。連敗は4で止めたが12戦勝ちなし。残り7試合で残留圏とは勝ち点7差となった。DF早川史哉(31)を中心とした粘り強い守備で12試合ぶりの無失点としたものの、4試合連続で無得点。J1で4戦無得点は10年第3~6節以来、クラブ15年ぶりの屈辱だ。
ゲーム主将として奮闘した早川は試合後「90分通してしっかりと前に強く、守備の選手としては、ゼロに抑えられたのは評価できるかなと思う。CKの部分で惜しい場面があったので、そこで決めてチームを勝たせられる、そんな選手を目指している」と言った。
確かにチームとしてCKのチャンスは数多くあった。だが、10本のCKが不発に終わった20日の横浜FC戦に続き、この日の名古屋戦でも相手の1本を上回る5本のCKを得ながらゴールに結びつけることはできなかった。今季J1で上位を争うチームはここまで10点前後をセットプレーから記録。一方の新潟はCKやFKをピンポイントで合わせたゴールは1点もない。
重要性を増すセットプレー。最高峰イングランド・プレミアリーグではアーセナルがセットプレーを強化して得点力アップにつなげている。CKにおいては複数人がファーサイドからニアサイドに一気に流れてねじ込むなど工夫。日本代表も強化を進め、森保一監督は「1点が取れれば流れが来ることもある。トップレベルになってもセットプレーは重要になる」。新潟もコーチを中心にデザインしていることはうかがい知れるが、そろそろ結果がほしい。【石川秀和】(ニッカンスポーツ・コム/サッカーコラム「解析料理」)




