セルジオ越後「ちゃんとサッカーしなさい」

試合の意味は?監督にも厳しい目必要/セルジオ越後

<キリンチャレンジ杯:日本1-4ベネズエラ>◇19日◇パナスタ

FIFAランク(日本28位、ベネズエラ26位)的に見ても対等に戦わなきゃいけない相手に完敗、内容も最悪だった。相手は前半で4点リードしたら、後半はボールを回すだけになるよ。決して後半に日本がよくなったとは言えない。

日本代表の選手たちがあいさつをする中、早々とスタジアムを後にするサポーター(撮影・横山健太)
日本代表の選手たちがあいさつをする中、早々とスタジアムを後にするサポーター(撮影・横山健太)

せっかくならキルギス戦から総入れ替えで、新たに招集した選手をすべて使ってほしかった。要の柴崎は明らかにコンディション不足だったし、新戦力の発掘にもならなかった。この試合の意味は何だったの? 出た選手も出なかった選手も「次につながる」とは誰も思えないはずだ。

キルギス戦は勝ちはしたが、内容は乏しく、U-22代表のコロンビア戦にも敗れ、この1週間の3試合は収穫らしいものがない。外国人監督だったら、猛批判されているだろう。どんな試合でも責任は監督にあるのだから、そろそろ森保監督にも厳しい目を向けなければならない。

もちろん日本協会が組んだ今回の過密日程にも疑問が残る。A代表とU-22代表の兼任監督のメリットは形に出ず、むしろ両方中途半端になってしまった。もっと危機感を持って、引き締めてもらいたい。(日刊スポーツ評論家)

試合を終え、厳しい表情を見せる森保監督(右)(撮影・横山健太)
試合を終え、厳しい表情を見せる森保監督(右)(撮影・横山健太)

 ◆セルジオ越後(せるじお・えちご) 1945年7月28日、サンパウロ生まれ、日系2世。18歳で名門「コリンチャンス」とプロ契約。右ウイングとして活躍しブラジル代表候補にも選ばれる。72年来日。藤和サッカー部(現:湘南ベルマーレ)ではゲームメーカーとして貢献。辛辣で辛口な内容とユニークな話しぶりにファンも多い。

おすすめ情報PR

サッカーニュースランキング

    更新