今季初先発の仙台GK六反勇治(27)がビッグセーブを見せた。1点リードの後半19分、相手PKのピンチに横浜FW伊藤のシュートをがっちりと止めてみせた。古巣相手の、仙台デビュー戦。試合終了のホイッスルが鳴ると、選手たちは六反の元に集まり、全員で祝福した。サポーターからも称賛の「ロクタンコール」が湧き起こった。

 先制点も、初先発のFWウイルソン(29)が決めた。前半26分。MF野沢からのパスに、右足を振り抜いてゴール左隅に突き刺した。今季3点目のゴールは、渡辺監督が「難しい一連の動きの中で、質の高いスーパーゴール」と絶賛するほど完璧だった。

 J1第2節柏戦から中4日で臨んだナビスコ杯開幕戦は、スタメンを5人入れ替えて臨んだ。指揮官の起用に応えた2人の活躍で、横浜に完勝。チームは総合力の高さを示した。今季公式戦2勝1分けと好調をキープする。渡辺監督は試合後、「結果に対しては満足しています」と充実感を漂わせつつ、4日後のリーグ第3節アウェー湘南戦に向け「我々はもっとやれる。今日はミスに助けられたところもある。勢いと自信を持ってもっと高めていきたい」と気を引き締めた。