G大阪が3連覇を逃し、今季無冠が決定した。横浜との準々決勝は1-2で敗戦。0-1の後半42分、MF今野のゴールで追い付いたが、ロスタイムに勝ち越しを許した。攻撃陣もシュート19本を放つが決めきれず、8強で姿を消した。吹田S初年度となった今季はJ1、ルヴァン杯、ACLでも優勝を逃し、シーズン通して悔しさであふれた。長谷川監督就任5年目の来季で巻き返しを目指す。
無情にも試合終了の笛が鳴り響いた。1-1の後半51分、相手のカウンターからミドルシュートを決められ失点。後半42分に同点に追いついていただけに痛い敗戦だ。攻撃もシュート19本で1得点。決定機を何度も外した。長谷川監督は「(約1カ月半の)長い中断期間で選手は今日に備えてくれた。非常に責任を感じている」と唇をかんだ。
長谷川監督就任1年目の13年はJ2優勝、14年は国内3冠を達成。昨季はJ1、ナビスコ杯(現ルヴァン杯)で2位、準優勝だったが、天皇杯は2連覇を飾った。しかし今季は無冠に終わった。J1は4位、ルヴァン杯は2年連続の準優勝、ACLは1次リーグ敗退。天皇杯で前人未到の3連覇を目標にしていたが、本拠地吹田Sで行われる決勝の舞台に立てなかった。MF遠藤は「1年通してチームとしてパフォーマンスが良くなかった。タイトルを取らないと意味がない。悔しさを真摯(しんし)に受け止めたい」と反省した。
来季こそタイトル奪還が求められる。得点力不足や不用意な失点で苦しんだ。指揮官は「今シーズンをしっかり反省してつなげていかないといけない。この悔しさを来季にぶつけていきたい」。常勝軍団の名を再びつかむため、さらなる向上を誓った。【小杉舞】



