磐田は今年初めてJクラブと対戦し、J2熊本と1-1で引き分けた。前半37分、DF桜内渚(27)が右サイドから速いクロスを入れ、新加入FW川又堅碁(27)が頭で決めた。練習試合2戦に続く3戦連発で、「ゴールはイメージ通りだった」。名波浩監督(44)も「渚は去年からずっと練習しているものが出せているし、堅碁のストロングも出た。FW陣は順調」と評価した。

 一方で、課題も浮き彫りになった。シュート本数は8本のみ。川又の4本が最多で、後半はわずか2本だった。試合も引き分けに終わり、エース候補の川又は「ゴールは決めたけどそれだけ。反省点が多く納得していない。もっと決められるようにしたい」と修正点を挙げた。

 システムは前半は3バックを試し、後半は4バックに変更した。昨季から継続して最終ラインを高く保つスタイルで、両サイドの選手が積極的に攻撃参加する場面もあった。ラインコントロールやゴール前での起点作りなど、選手同士で動きを確認。DF高橋祥平(25)らケガ人も復帰し、名波監督は「チームとしてはいい方向にいっている」と言った。25日のJ1開幕戦C大阪戦(ヤンマー)に向け、さらにすり合わせていく。【保坂恭子】