J2ザスパクサツ群馬の元日本代表FW永井雄一郎(38)が27日、ブログで、妻が25日に第3子の女児を出産したと報告した。

 永井は「3人目ですが、陣痛から誕生まで一緒に過ごしたのは初めてでした。自分は陣痛が強まってきてからは廊下で過ごし、産声が聞こえてくるのを待っていたのですが、心の中で応援するだけで疲労困憊になりました」と、陣痛から出産まで初めて立ち会った感想をつづった。

 また「三女の誕生は長女と次女をとても大きく成長させてくれました」と、長女と次女の奮闘も紹介した。

 「長女は奥さんのお母さんと分娩に立ち会い、静かに凛として小さな妹の誕生を応援していました。まだ5歳なのに怖がることもなく、しっかりと誕生の瞬間を見て、誕生を心から喜ぶ笑顔に感動しました。次女は分娩が深夜にかかってしまったので、誕生の時は寝ていたのですが、その後、少しずつ理解して母親と過ごせない夜も頑張って過ごしてくれています」(原文のまま)

 永井は1997年(平9)にJ1浦和レッズでデビューし、09年に清水エスパルス、12年にJ2の横浜FCに移籍。14年に関西1部のアルテリーヴォ和歌山でプレーし、15年に群馬に移籍し、同年に31試合、16年には10試合に出場し、無得点。

 同年8月27日の天皇杯1回戦・ソニー仙台戦で右足を痛め、その後はリハビリを続けていた。その中、4月11日の練習で肩を脱臼したと報告。今季、公式戦への出場はない。