アジア・サッカー連盟(AFC)は20日、韓国で行われたアジア・チャンピオンズリーグ(ACL)でサポーターが旭日旗を掲げて科された処分を不服とする川崎フロンターレの上訴を退けたと発表した。川崎は今後、対応を協議する。

 川崎Fには1年間の執行猶予付きながらAFC主催大会のホーム戦1試合を無観客で開催する処分と、罰金1万5千ドル(約170万円)が科された。クラブは「旭日旗に政治的、差別的な意図はない」と主張。処分の根拠となった調査の中立性、韓国側の主張を一方的に聞き入れた裁定の合理性に疑問を呈していた。