ガンバ大阪長谷川健太監督が26日、大阪・吹田市内で1日遅れで52歳の誓いを立てた。

 オフだった25日に誕生日を迎えた長谷川監督は「誕生日は東京に帰って、家族と過ごした。免許の更新に行って終わりました(笑い)」とニッコリ。節目の日に「1年1年、1歳でも充実して長く生きられればいいかな」と意気込んだ。

 報道陣から贈られた誕生ケーキには「タイトル獲得」の意味が込められた星型のろうそくが飾られた。天皇杯は敗退し、J1は8位のため現実的に狙えるタイトルは準決勝に進出したルヴァン杯のみ。だが、国際Aマッチ期間に準決勝のホームアンドアウェー2試合(10月4、8日)が開催されるため「代表選手は(G大阪から)たくさん選ばれて欲しいけど、試合が…。既に韓国代表には2人(DFオ・ジェソク、FWファン・ウィジョ)選ばれちゃったので…」と厳しくなる台所事情に頭を悩ませた。

 この日は、30日のホームJ1横浜戦に向けて約1時間半練習。チームは公式戦4試合未勝利(1分け3敗)と波に乗れていない。「結果的に負けてしまっていたら意味はないということを嫌というほど知らしめられた。詰めが甘い。練習で落とし込めていなかったところもあり、自分のふがいなさを感じる。選手も終盤疲れて押し込まれる時間が長かった。いかに踏ん張っていけるかがポイントになる」と、ここから1戦1戦巻き返しを目指す。