モンテディオ山形が大分トリニータに2-2と引き分け、今季初の勝ち点を獲得した。前半5分、新加入のFWフェリペ・アウベス(27)が来日初得点となるPKを決めて先制。その後追いつかれたが、後半19分にMF中村駿(24)が直接FKを決めて再び勝ち越した。しかし3分後、再び同点に追い付かれる。勝ち点3を逃した木山隆之監督(46)は「お互いにチャンスはあった。2回勝ち越したので勝ち切りたかったけど、ポジティブに考えたい」と振り返った。

 開幕戦では急造センターバック(CB)コンビだった栗山と西村が崩壊し、3失点で完敗。この日はアンカー(守備的MF)だったDF茂木力也(21)をCBに抜てきした。木山監督は「(開幕戦より)自分たちのプレーは出せていた」と手応えはつかんだ様子。11日に3戦連続アウェーとなる熊本へ乗り込み、17日にホーム開幕(町田戦)を迎える。