ヴィッセル神戸がMFルーカス・ポドルスキ(33)の今季初ゴールで先制したが、終盤にミスからの失点で清水エスパルスと引き分けた。

0-0の後半4分。ドリブルで仕掛けたMFアンドレス・イニエスタ(34)が絶妙パス。相手DFが触ったこぼれ球に詰めたポドルスキが、左足で決めた。ゴール後は「相撲ファンだし、ゴールしたらやろうと決めていた」という四股を踏む相撲パフォーマンスを披露。2万2542人観衆を盛り上げたが、後半43分にクリアミスからの失点で勝ち点3を逃し「残念だ」と笑顔を消した。

後半35分には、バルセロナから移籍のMFセルジ・サンペール(24)が出場し、Jリーグデビューを果たした。中盤の底で精力的に動き回ったが、デビュー戦を白星で飾れず。それでも「望んだ結果にはならなかったが、これからどんどんレベルを上げていきたい」と前向きに話した。