札幌ジェイ「武蔵はちょっとドジ」強さ生む良好関係

北海道コンサドーレ札幌FWジェイ(37)が22日、札幌・宮の沢での練習後、前節17日清水戦で8-0で大勝したチームの強さの秘訣(ひけつ)について語った。

一緒に前線3枚を担うFW鈴木武蔵、MFチャナティップ(ともに25)とは、最近ぐっと距離が縮まった様子。ピッチ内外での“チームワーク”が良い攻撃を生み出しているようだ。

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最近よく3人で冗談を言って笑い合ったりしている。チャナ(チャナティップ)が自分のことを「adorable(かわいらしい)」って言うんだけど、俺と武蔵で「どこが?」ってやりとりをするんだ。練習中に武蔵が俺に「もっとヘディングがうまいと思った」って言ってきたから、俺が「もっと足が速いと思ったのに、なんでそんな遅いの?」って言ってからかったり。2人でチャナに「足遅い」って言ったら「足が短いからしょうがない」って言ってきて、笑ったよ。来週タイ料理店に3人で行く約束をしている。先週行こうとしたんだけど、そのお店が8月唯一のお休みの日で行けなかったから。

今年の夏は武蔵と一緒にサッポロビールのビアガーデンに行ったよ。すごく混んでいて、いろんな人からサインや写真を頼まれたんだけど、(通訳の)ハリーがボディーガードみたいになってくれた。武蔵はちょっとドジな部分があって、いつも物を落としたり、こぼしたりする。その日もビールをテーブルにこぼして大変だった。

俺はよく遠征先で卵かけごはんを食べるんだ。シンプルに生卵とごはんだけの。ヘルシーでおいしいからね。まねしようとした武蔵が卵をうまく割れなくて、間違ってごはんじゃなくてテーブルの上に落としちゃったこともあった。普段はファッションの話とか何でも話すよ。彼はまだファッションをわかってないから、俺が「買い物に連れて行ってコーディネートしてあげる」って言ったり。

すごくいい関係を築けているよ。攻撃陣の関係性はすごく大事。チャナは一緒にプレーして3年目だし、武蔵は人見知りだから加入した最初の頃はシャイだったけど、時間がたって話せるようになって、今は友達だよ。お互いの動きがわかるから、いいコンビネーションができていると思う。だから試合もうまくいってる。清水戦では3人ともにゴールがあったのがうれしかった。武蔵もチャナもまだ若いし、もっとうまくなると思う。今まで通り毎日頑張って練習したらね。もちろん俺もそう。もっとうまくなるために練習を頑張りたい。

友達と言えば、昨季一緒に札幌でプレーした康児(MF三好)がアントワープ(ベルギー)への移籍が決まったね。去年初めて会った時に聞いたんだ。「目標は何?」って。「ヨーロッパでプレーしたい」って言っていた。達成できて俺もうれしいよ。彼はすごくまじめでいい選手だし、札幌での1年でも成長したと思う。ちょうど昨日メッセージを送ったんだ。「もし相談したいことがあればいつでも声をかけて」って。「ありがとう! 絶対連絡する」って返事が来たよ。これからも応援したい。

さて、24日は東京戦。難しい試合になると思う。俺たちは1試合勝ったからって調子に乗っちゃダメ。勝ち点3を取れただけなんだから。チームの雰囲気はすごくいい。俺はチームのためにプレーする。もちろんゴールは決められるように頑張りたい。

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  • 笑顔を見せる札幌FWジェイ(左)とハリー・ビッソル通訳(奥)。手前はペトロビッチ監督(撮影・保坂果那)