ベスト16に一番乗りを果たした共同開催国カナダ(FIFAランキング30位)は、赤色が占めた米ロサンゼルスの会場で歓喜の場内一周を行った。

2大会連続3度目のW杯でカナダを初めて1次リーグ突破に導き、さらにベスト16に進んだジェシー・マーシュ監督(52)は「この瞬間にたどり着くには、並大抵ではない努力が必要だった。選手の日々の積み重ねや人間性のおかげ」と、興奮した様子。

堅守の南アフリカに対して、前半から何度も好機を迎えたカナダだが、得点には至らなかった。延長突入を覚悟した後半47分、右サイドを崩し、最後はMFスティーブン・エウスタキオ(29=ロサンゼルスFC)の決勝ボレー弾が生まれた。

次の相手はベスト8を懸け、オランダ(F組1位)とモロッコ(C組2位)の勝者と対戦する。

マーシュ監督は、両者が戦う29日(日本時間30日)のメキシコ・モンテレイの会場を視察すると明言。

「この試合を見て対戦国の確認をしたい。次なる巨人に全てをぶつける準備をしたい。これは私が望んでいたこと。カナダが巨人に挑む権利に値する存在であることを証明したかった」と意気込んだ。

【試合詳細】カナダ、16強一番乗り 後半アディショナルタイムに決勝ゴール 南アフリカに勝利