J2・FC琉球のDF徳元悠平(24)が、ファジアーノ岡山に移籍することが14日、決定的になった。

城西国際大を経てプロ2年目の今季は、度重なるけがで離脱も、初のJ2の舞台で左サイドバックの主力としてリーグ22試合に出場した。正確なクロスと、果敢に攻め上がる攻撃性が持ち味で、今夏にはロシア1部アルセナル・トゥーラが獲得に向けリストアップし、J1を経験せずに欧州1部に移籍する可能性も出ていた。

琉球は今季、J3からJ2に昇格し14位でシーズンを終えた。岡山はJ1昇格プレーオフ圏内に肉薄する9位だったが、GK一森がガンバ大阪へ移籍するなど、J1から熱視線を浴びる選手が多い。徳元にとって、プロ3年目の来季はさらなる飛躍のシーズンとなりそうだ。