日本サッカー協会は25日、都内のJFAハウスで臨時評議員会を開き、新会長投票を実施した。

単独出馬した現職の田嶋幸三会長(62)の続投が承認決議された。各都道府県協会代表やJ1クラブ代表、関連団体代表者ら75人で構想される評議員の無記名投票で、今回は64人が出席し、出席者全人の賛成で承認された。田嶋氏は「次にやるべきことを伝えてきて認められたことに感謝したい。身が引き締まる。日本のサッカーのために前に進みたい」と話した。さらに「オリンピック、W杯2次予選、最終予選にしっかり勝ちたい。

女性理事を全体の40%に増やすために努力していくこと、新たなマーケティング契約、47都道府県自立のため各地域のフットボールセンターをサポートしていく」とも話した。信任された同氏は、次期会長候補者から会長予定者となり、3月29日の評議員会を経て行われる新理事会で、正式に会長就任となる。