J1清水エスパルスは25日、静岡市の清水魚町稲荷神社で必勝祈願を行った。約700人のサポーターが見守る中、選手とピーター・クラモフスキー監督(41)らスタッフが参加した。

玉串を奉納し、今季の躍進を祈願。必勝だるまに墨入れしたクラモフスキー監督は「皆さんに、誇りと思ってもらえるように戦います。日本一の応援をよろしくお願いします」と共闘を呼び掛けた。

その後は同市清水区内のエスパルスドリームプラザで「ファン感謝イベント」を開催。選手、スタッフ陣は複数のグループに分かれ、トークショーや写真撮影、ミニマラソンなどを通じて約5000人のファンと交流した。選手会長を務めるMF金子翔太(24)は、閉会式のあいさつで「皆さんからパワーをもらいました。チーム一丸で戦います」と今季の活躍を誓った。【古地真隆】

○…清水に新加入したブラジル人DFヴァウド(27)が、エスパルスドリームプラザで記者会見を行った。同国1部のセアラーSCからの完全移籍で、背番号は5。「以前から日本でプレーしたいと思っていた。チャンスをくれたクラブに感謝している」。身長は183センチ。センターバックでの起用が濃厚だ。昨季リーグ最多69失点を喫しただけに、守備再建の鍵を握る。「今季に集中している。監督の目指すサッカーに協力したい」と意気込んだ。