【ヒューストン(米国)30日(日本時間7月1日)=飯岡大暉】FIFAワールドカップ2026(W杯)北中米大会の戦いを終えた日本代表が、1-2で敗れたブラジル戦から一夜明け、取材に応じた。DF冨安健洋(27=アヤックス)が、決勝点のシーンを振り返った。

試合後に映像を見返した上で、自身がトップパフォーマンスができる状態であれば「あれは確実に対処できた。あのワンシーンだけを切り取ってみても、本当に駆け引き負けしたというか、力不足を感じたワンシーンだった」と悔しさをにじませた。

後半アディショナルタイム5分。中央でMFブルーノ・ギマランイス(28=ニューカッスル)が左足でボールを持たれた。シュートを警戒して、一歩内側に寄った。外で待ち構えていたFWマルチネリ(24=アーセナル)にパスを通され、スライディングしたものの失点を喫した。「自分の判断であのプレー選択をして、間に合わなかった」と振り返った。

自分の状態がよければ「どうせパスするでしょ、と思っている。(シュートを止めに)行きながらも、こっちに(マルチネリの方に体重を)乗せている」と説明。「究極のビッグゲームで、ビッグモーメントのところで、力を出し切れなかった。この2年間のツケがあそこで来たんだろうなという感じ」と受け止めた。

プレミアリーグのアーセナルに所属していたが、度重なる負傷に苦しみ、一時は所属先を失った。オランダ1部のアヤックスに移籍し、今年2月に1年4カ月ぶりに実戦復帰。今回が2年ぶりの代表活動だった。

「日常が違って、ああいうシーンが毎日あるような環境であれば、実際そこにいたと思う。アーセナルの時であれば問題なく対処できたシーンだった」と悔やんだ。「厳しい環境に身を置かないといけない。現代サッカーで、群を抜いてレベルが高いのはプレミアリーグ。実際そこにいて、厳しさはもちろん知っている。チャンスがあるか分からないが、一番厳しい環境はそこだろうと、試合後に思った」と思いを明かしていた。

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