Jリーグ再開日は白紙に「慎重に慎重を期したい」

新型コロナウイルスの感染拡大の影響により2月下旬から公式戦を中断しているJリーグは3日、各クラブとウェブ上で臨時合同実行委員会を実施し、リーグ戦の再開日を、いったん白紙に戻すことで合意した。3月25日の臨時実行委員会で「J3は4月25日、J2は5月2日、J1は5月9日」と、段階的にリーグ戦の再開を目指すことでまとまっていた。

だが、この日のNPBと合同で実施した「第5回 新型コロナウイルス連絡対策会議」で、専門家チームから現段階では5月末の再開を目指すのが妥当との提言を受けた。同会議後のウェブ会見で、村井満チェアマンは「ゴールデンウイーク明けの開催も予断を許さない。クラブと協議するが、現状のスケジュールを実行に移すことは非常に難しい。慎重に慎重を期したい。今日の助言を受け、臨時の実行委員会を早いタイミングでセットしようと思います」と話していた。

 

★ここまでの経緯★

▼2月21日 湘南-浦和でJ1が開幕。23日にはJ2が開幕。

▼24日 政府から「この1週間~2週間が感染拡大を抑えることができるかどうかの瀬戸際」との見解が示される。

▼25日 午前、各クラブの実行委員らを集めたウェブ会議を緊急開催。翌日のルヴァン杯から3月15日までの全公式戦延期を全会一致で決定。「我々としてもこの1週~2週が重要であるならば、Jリーグとして協力していく必要があるだろうということで、合意をいたしました」(村井チェアマン)。

▼3月2日 NPBと「新型コロナウイルス対策連絡会議」を設立。

▼3日 第1回新型コロナウイルス対策連絡会議を開催。

▼9日 第2回新型コロナウイルス対策連絡会議を開催。専門家から「3月18日の再開は延期が望ましい」と助言を受ける。同日、全クラブの実行委員とウェブ会議を行い、3月中の公式戦延期を決定。「4月3日の再開を目指し、全力を尽くして努力していこうと申し合わせた」(村井チェアマン)。

▼12日 第3回新型コロナウイルス対策連絡会議を開催。専門家が「新型コロナウイルス感染症対策に関する提言書」を作成。

▼23日 第4回新型コロナウイルス対策連絡会議を開催。専門家から「早期に開催するのは非常に難しい」と助言を受ける。

▼25日 Jリーグ臨時実行委員会を開催。4月3日の再開を延期することを決定し、J3は4月25日、J2は5月2日、J1は5月9日を再開目標に掲げる。

▼4月3日 第5回新型コロナウイルス対策連絡会議を開催。専門家から「4月の再開は難しい」と助言を受ける。同日、Jリーグ臨時実行委員会を開催し、4月25日からの段階的な再開を1カ月以上延期することを決定。