チーム内に新型コロナウイルス感染者が出た町田ゼルビアは、アウェーで京都サンガSCに競り負けた。0-0の後半36分、FWピーターウタカのシュートをGK秋元が弾いたが、こぼれ球をMF金久保に詰められて、これが決勝点となった。

試合前日の1日にU-19日本代表候補合宿に参加していたFW晴山のPCR検査陽性反応が判明。この時点で既に、町田の遠征メンバーは京都入りしていた。試合当日の2日、晴山以外の全選手の陰性と遠征メンバーに濃厚接触者がいないことが確認され、リーグおよび京都との協議の結果、試合の実施が決定していた。

町田はこの3連戦を先発固定で臨んだ。ポポビッチ監督は「前半、体のキレや疲労感はそれほど感じなかったが、イージーなミスが前の試合よりも目立ってしまった」と振り返り、「ただ、苦しい試合はシーズンではある。次につなげないといけない」と前を向いた。