浦和レッズGK西川周作主将(34)がリーグ残り9試合からの追い上げに自信をみせた。

31日の大分トリニータとのアウェー戦に向け、28日にはさいたま市大原サッカー場で調整。フィジカルトレーニングや紅白戦などを消化した。3連敗後、4戦連続負けなし(3勝1分け)とチームは上昇気流に乗っており「今日の紅白戦も緊張感を持ってやれたのがいい。良い流れをつかみ続けていきたいと思っている」と確かな手応えを口にした。

守備の安定感が増し、得点力も上向きだ。直近の2節ではベガルタ仙台戦で6ゴール、セレッソ大阪戦で3ゴールと大量得点を挙げている。現在リーグでは勝ち点40を積み上げて8位。同率2位ならぶセレッソ大阪、ガンバ大阪とは勝ち点8差で、目標に掲げるアジア・チャンピオンズリーグ(ACL)出場権獲得(3位以内)を目指せる位置は確保できている。西川は「これからJリーグを盛り上げていくところ、まくっていく姿をみせる。ACL圏内に入るために1戦1戦に集中していきたい」と上位進出への強い意欲をみなぎらせていた。