カタールで集中開催されているアジア・チャンピオンズリーグ(ACL)でFC東京は蔚山現代(韓国)と対戦し、1-2で逆転負けを喫した。

東京の先制点は前半1分。右サイドを攻め上がり、MF安部柊斗からパスを受けたFW永井謙佑が右足ダイレクト。グラウンダーのシュートは左ポストに当たり、ゴールに吸い込まれた。

続く13分に追加点のチャンスを迎える。永井がペナルティーエリア内でボールをキープ。GKが飛び出してきたところで走り込んだFWレアンドロにパスし決定機を迎えるも、GKがいないゴールを狙ったレアンドロのシュートはDFに阻まれた。

しかし44分、DFジョアン・オマリがペナルティーエリア手前で相手選手を倒しFKを与える。これをMF尹ビッカラムに直接決められて同点とされた。

後半はやや押し込まれる展開の中でチャンスを作る場面もあったものの、終盤の40分に逆転を許す。FKを決められた尹にフリーでペナルティーエリア内への進入を許し、そのままシュートを浴びてDF渡辺剛に当たってコースが変わりゴール右隅へ決められた。

試合はこのまま終了。東京は勝ち点7からの上積みはならず、中2日での3試合は1勝2敗となった。