法大(関東第7代表)が、MF松井蓮之(れんじ、3年)の決勝点で桃山学院大(関西第4代表)を下し、8強進出を決めた。
1-1で迎えた後半39分。右コーナーキックから、ゴール前の松井が頭で合わせ決勝点。再三、決定機をものにできなかった嫌な流れを断ちきり、白星をつかんだ。松井は「練習からセットプレーはすごく意識してきた。狙い通りの点が取れたことが勝因」と振り返った。
松井は今年度の高校サッカー選手権で4強に進出した栃木・矢板中央高出身。自身も高校3年時に同大会で4強に進出しており、姉の女優で選手権9代目マネジャーを務めた愛莉との“きょうだい選手権”も話題になった。
矢板中央といえば堅守速攻で、最終ラインはひたすらはね返す粘り強い守備が特長だ。高校時代はひたすら「勝負のこだわり」を学んだ。法大はボールを保持し、多彩な攻撃を繰り出すスタイル。高校時代と大きく異なるスタイルに身を置き、徹底して「蹴る」「止める」の細かい足下の技術から磨いた。
1年生のころは公式戦に絡めず、悩んだ時期もあったというが「全体練習後も、止める・蹴るばかりをやっていた。法大という関東の中でもレベルの高いチームで練習に取り組んで、技術を磨けたのは良かった」。今や攻守の要として法大の中盤を担う。
3回戦は今季の2部リーグで優勝した流通経大との対戦だ。「流通経大は夏の大会も優勝していて、力的には1部の上位。そこをしっかりたたいて、1部と2部の差をみせつけたい」と負けん気をあらわにし、「自分は相手の得点の芽をつぶすことが役割」と見据えた。
また、9日に青森山田と対戦する矢板中央高の後輩たちに「いつも通り守ってカウンターで勝負すれば、勝率は上がるかのかなと。学校の最高成績はベスト4なので、ぜひ塗り替えてほしい」とエールを送った。



