アジア・チャンピオンズリーグ(ACL)1次リーグの開催に光明が差し込んできた。ACL1次リーグは東地区は4月21日~5月7日、西地区は4月14日~4月30日に、それぞれ1国集中開催で行われる予定。だが今月上旬の時点で大会招致への立候補がなく、開催自体に暗雲がたちこめていた。

それが22日までに東地区で4カ国、西地区で3カ国ほど招致に興味を示している国があることが分かった。関係者によると、日本のクラブが参加する東地区では、オーストラリア、タイ、シンガポール、香港の名前が挙がっているという。

ただ選手やファンを国外から入国させることを考えると、各国協会の意向だけで招致はできない。現在、外国人の入国等についての了解を得られるように、各国協会が政府に働きかけている段階。政府のサポートが得られた国が1次リーグ開催地として正式に選ばれる見通しだ。仮に東地区の2カ国で政府のゴーサインが出た場合、1国集中ではなく2カ国開催となる可能性もあるという。