ヴィッセル神戸は25日、今季開幕を前に、本拠地ノエビアスタジアム神戸で同施設の利用概要などを発表した。

今季は初めて、新型コロナウイルス感染症対策のために、散布型ドローンを使って全観客席にコーティングを施した。昨年は毎試合、手作業で行っていた。既に22日に終了していた作業をこの日、報道用にお披露目。実際にドローンが客席上を飛んだ。抗菌などは1度の散布で1~2年の効果持続が期待できるという。

今季はバックスタンド中央付近には大型広告バナー5枚が掲出され、有観客時としては初の試みになるという。今季は最後までこの広告バナーが出され、入場制限による収入減をカバーする。会場内には託児所やeスポーツの拠点なども設ける。会場横には都市型貸農園「ノエスタ農園」も造り、収益確保と地域貢献を目指す。

会場正面では21年バージョンのMFイニエスタ、山口、DFフェルマーレンらの巨大写真が壁面を飾り、27日に迫ったJ1リーグ開幕ガンバ大阪戦(ノエスタ)を待つのみとなった。

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