全日本大学女子サッカー選手権が24日、兵庫県で開幕する。

11大会連続11度目出場の新潟医療福祉大(北信越1)は1回戦で強豪・日体大(関東6・神奈川)と対戦する。チームの要はセンターバックの高山菜々香主将と、23年2月にアルビレックス新潟レディース(L)へ正式加入するMF白井ひめ乃(ともに4年)。目標の全国初制覇へ、まずは2大会前の準々決勝で1-1からのPK戦で敗れた相手にリベンジを果たし、勢いに乗る。

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新潟医療福祉大の初戦の相手はインカレ最多18度の優勝を誇る日体大に決まった。高山主将は「(日体大は)なでしこリーグ1部で戦う強いチームだが恐れずに自分たちのサッカーを貫く」と初戦突破へ力を込める。

1年時から主力を務める高山は危機察知能力を生かした位置取りでピンチを未然に防ぎ、得意のフィードで攻撃の起点ともなる。全国3位に輝いた中学時代からコンビを組むGK和田涼花(WEリーグ新潟Lの特別指定選手、4年)とは厚い信頼でつながる。「頼もしい選手。今大会は無失点試合を多くしたい」と話す。

攻撃はスピード突破が武器の白井がけん引する。23年2月に正式加入する新潟Lの特別指定選手として今季のWEリーグで3試合出場し1得点をマークしている。昨年は大会直前に右足第2中足骨を疲労骨折し、プレー時間が限られていただけに、大学最後の今大会に懸ける思いは強い。「プロでの経験を生かし、勝利に貢献する」と力強い。

日体大には20年度の準々決勝で敗れ、初の4強を阻まれた。ともにピッチに立っていた高山と白井は「リベンジを果たし、勢いに乗って8強の壁を突破したい」と声をそろえる。同大の男子サッカー部はひと足先に全国大会初4強を決め、25日に準決勝を戦う。高山は「すごく刺激になる。私たちも続く」と男子の活躍をパワーに変える。【小林忠】