アルビレックス新潟のDF舞行龍ジェームズ(34)が古巣からの勝ち点3奪取に意欲を示した。今日11日のホーム川崎フロンターレ戦に向け、10日は聖籠町での最終調整。大粒の雨が降る中でのトレーニングとなったが、正確なパスやフィードを味方に通し、調子の良さをアピールした。相手はJ1リーグ4度の優勝を誇る強敵だが、自身J1通算100試合出場達成のメモリアルゲームを迎えるベテランが、力強いプレーで今季初完封勝利に導く。
J1を4度制す川崎Fの攻撃を舞行龍がはね返す。新潟と同様に、パスサッカーを志向する攻撃的なチームとの一戦に向け「レベルが高い相手だが、自分たちのサッカーに自信を持って臨む」と古巣からの勝ち点3だけを見据えた。
新潟で08年にプロ生活をスタートさせた舞行龍は17年に川崎Fに移籍し、2シーズン半を過ごした。思い入れのあるクラブとの初対戦に「うれしい。仲のいい選手が多い。成長を示したい」。自然と力が入るが、古巣への思いはしまう。正確なパスで攻撃の起点ともなるセンターバックは「差し込むところと、横パスでつなぐところを使い分ける。攻撃的に戦って相手を守備に走り回らせたい」と言う。試合の主導権を渡すつもりはない。
前節4日の北海道コンサドーレ札幌戦(2-2)からホーム2連戦となる川崎F戦は既に3万枚のチケットが売れている。注目度の高い一戦は、自身J1通算100試合出場のメモリアルゲームにもなる。「(出場数が)少ないと思うが、うれしい。サポーターの前で強い相手から勝ち点3を取りたい」とモチベーションを高めている。
新潟は6季ぶりのJ1で1勝2分けと好スタートを切った。攻撃陣は3試合連続複数得点、計6得点と好調。それだけに3戦で5失点する守備の連係、質をさらに上げたい。「細かいミスやライン設定、判断を向上させる。まず1つ、無失点に抑えて自信にしたい」と今季初の完封勝利を誓った。【小林忠】



