川崎フロンターレの新戦力FWバフェティンビ・ゴミス(38)が20日、本拠地の神奈川・等々力陸上競技場で、入団セレモニーを行い、自身の愛称「ザ・ライオン」について言及した。

ドレッドヘアに184センチの体格は迫力満点で、四つんばいになるゴールパフォーマンスでも知られる。ゴミスは「『ザ・ライオン』というニックネームでやっているけど、決して強いからということではなく、戦う男だからと自負しています。朝起きれば、まず『ゴール決めるぞ』という気持ちでいますし、トロフィーをしっかりとみて、『このトロフィーを取るんだ』という気持ちを毎日頭に刻んでいる。強い気持ちを前面に出して戦うからこそ、ライオンという通称が私にはあると思っている」と語った。

入団セレモニーでは、ファンの少年から「ゴールを決めて順位を上げてくれますか?」とまっすぐな目で問われた。現在チームはリーグ9位に沈むが「もちろん」と即答した後に「彼はプレッシャーの掛け方を知っていますね」と笑わせた。

続けて真剣な表情で「厳しい中にいますけど、どこの強いチームでも立ち向かわなければならないことは起こる。そいいったなかでもこのような温かいエネルギーを持っていれば必ず乗り越えられる。みんなで力合わせてこの状況を脱するようにハードワークしていく。君のために活躍できるように頑張るからね」と誓った。

ゴミスは、04年にフランス1部サンテティエンヌでデビューし、リヨン、スウォンジー(イングランド)、ガラタサライ(トルコ)などでプレーした。

19年には、浦和レッズとのACL決勝でもゴールを決め、得点後の四つんばいになる“獣パフォーマンス”でも知られた。184センチ、77キロのフィジカルとスピードが武器で、08年にはフランス代表として、欧州選手権EURO2008に出場した経験もある。【佐藤成】