ジュビロ磐田U-18は3-0で神村学園を下し、2試合ぶりの白星を飾った。
前半6分にFWバルアロイ(3年)が先制点。粘り強い守備で相手の反撃をはね返すと、後半はセットプレーから2点を追加した。無失点は今季初。今月1日から指揮を執る世登泰二監督(56)は就任2戦目で初勝利を挙げた。
苦しみながらも価値ある勝ち点3を積み上げた。前半6分、左クロスからの折り返しをバルアロイが右足で押し込み、先手を取った。父がバングラデシュ人の点取り屋は「練習でやっていた形を出せた」。理想の1発でリードを奪うも、その後は押し込まれる展開。守備陣がゴール前で体を張ってリードを守った。
後半はセットプレーから2得点を奪い、守備も今季初の無失点。世登監督は「力のある相手に失点しなかったことは選手も自信になると思う」と目を細めた。今月1日に藤田義明前監督(40)が退任。シーズン中では異例の監督交代だった。3年ぶりに指揮を執る世登監督は選手とのコミュニケーションを重視し、チーム再建。失点が多かった守備の立て直しを図り、この日の完封劇につなげた。
順位は12チーム中11位。それでも、巻き返しへ弾みをつける大きな1勝となった。バルアロイは「この結果に満足せず、今日の試合が普通になるようにもっと上を目指していきたい」とチームの思いを代弁した。【神谷亮磨】



