浦和レッズは前半5分と、前半アディショナルタイムの2失点が響き、アビスパ福岡に敗れ、7年ぶり3回目の優勝を逃した。

リーグ最少失点(22失点)の堅守を誇る浦和の守備が、立ち上がりに失点を喫した。0-2の後半14分、相手のPKを守護神のGK西川周作(37)がストップし、決定的な3失点目は逃れた。途中出場のMF明本の得点で追い上げたが、前半の2失点は重すぎた。

西川は、致命的な3失点目を喫するところ、山岸のPKを右に跳びキャッチ。チームの反撃ムードをつくった。「試合を終わらせる1点になりかねない所だった。あのシーンでは余計なことを考えずに止めてやろうという強い気持ちで。相手のキックをしっかり分析して。蹴る前に自分の間合いに持って行けた。最後はうまく分析通りに行けた」と振り返った。

その後、途中出場のMF明本の得点で追い上げたが、タイトルには届かなかった。西川は「1次リーグも1勝5分けで勝ち上がって、準決勝も逆転勝ち。ここまで来られたのはみんなの力。最後、目に見える結果をと思いながら戦ったが、ベストを尽くしての敗戦。受け入れることが出来ますし、次の戦いに向かえる」と前を向いた。

今季はアジア・チャンピオンズリーグを制し、決勝戦をものにしてきた。今回は準優勝で、目の前でタイトルを手にして喜ぶ相手を見た。これまで、天皇杯などで準優勝の経験を持つ西川は「あの悔しさは体が覚えていること。天皇杯もG大阪に負けたり。悔しい思いは、間違いなく力になる。若い選手にとってはいい経験にしなければいけない。ACLもとっていいシーズンを送れているとは思いますが、ここぞという時の力だったり、活躍だったりは、今後も糧にして行ければ」と話した。