J2藤枝MYFCが過酷な「対人キャンプ」をスタートさせた。12日、チームは裾野市内で3日間のミニ合宿を開始。昨年同様、対人メニューに特化したトレーニングを反復した。テーマは1対1の勝負にこだわること。須藤大輔監督(46)は「今年は『対人祭りプラス』。いろんなサッカーをやる上で前提となる個の勝負は大事」と強調し、ゲキを飛ばした。
初日は午前と午後の2部練習を敢行。計3時間半のほとんどが対人だった。狭いグリッドでの1対1から始まり、ハーフコートで攻守の切り替えが求められるメニューも実施。午前中には酸欠になる選手もいるほどハードだった。大卒ルーキーのMF浅倉廉(22)は「大学の練習よりきつかった。でも、これがベースでできないと戦えないと思う」。昨季から所属する選手と新加入選手の激しいバトルも随所に見られ、指揮官も「去年より間違いなくレベルが上がっている」と満足げだった。
J2参戦1年目の昨季は12位。チーム戦術で相手を上回る試合があった一方で、個々の能力で押し切られることも少なくなかった。指揮官は「個の強さに慣れていかないといけない」。2日目以降も2対2や3対3などのメニューでさらに強度を上げていくという。
寝食を共にするキャンプではチームが目指すコンセプトも浸透させる。須藤監督は「ビデオを見せながら少しずつやっていきたい」。今季藤枝が目指すのはJ2の頂。日本一の富士山を望むピッチで1年間戦い抜く土台を築く。【神谷亮磨】



