川崎フロンターレは本拠地で柏レイソルと4-4で引き分けた。今夏加入したFWロマニッチ(27)が初得点を含む2得点の活躍をみせた。
0-0の前半7分、MF伊藤達哉(28)が獲得したPKを譲り受けると、相手GKの逆を突いて冷静にネットを揺らした。「タツヤに自分が蹴りたいとお願いをした。自分の中でもゴールを決めることがいいプレーをするきっかけになるのは分かっていたので、まずゴールできたことがうれしいし、タツヤに感謝したい」と振り返った。
志願するには理由があった。全体トレーニングの後には、PK練習にも取り組んでいるといい「決める自信しかなかった」。相手GKが倒れるのをみて、ゴール中央やや右に沈めた。
累積警告による出場停止のエースFWエリソン(26)に代わり1トップで先発。前線で起点になるプレーや、守備時のファーストDFとしてもハードワークした。
3-3の同34分には、左サイドを崩し、中で待ち構えたロマニッチがこの日2点目。「おそらく三浦颯太のクロス。彼が走っているところを見て、その瞬間に良いポジションを取ろうと心がけた。目の前にボールが来たのでそこを合わせるだけという形で決められたことに対して良かったと思う」とうなずいた。
チームは試合終了間際に追いつかれ、勝ち点3を取り損ねた。「ゴールできたことはすごくうれしかったけど、チームが勝利できなかったことが悔やまれる」とし「目の前の次の試合に向けて準備をしっかり進めていきたい」と次を見据えた。



