東京ヴェルディDFリーダー林尚輝(27)が、2カ月ぶりの復帰戦でチームの完封勝ちに貢献した。
2月21日のFC町田ゼルビア戦で右足を痛めて交代。長期離脱を余儀なくされていた。
3バックの中央に入ると、巧みなラインコントロールで最前線までチーム全体をコンパクトにまとめあげ、ヴェルディらしい組織だったディフェンスのベースを作った。この日はまったく危なげなく、被シュートはわずか2本で、枠内シュートもゼロ。まさに守備は完璧だった。
林が入ることでどう変わったのか? 林自身はこう語った。
「捕まえてハメに行っているのにかわされてしまうと、(相手に)行き切れていない雰囲気になる。チームとしてこれ行っていいのか、行ってはいけないのかっていうのが、今のチームの勢いをなくさせてしまう理由だと思っている。僕自身は行かせるところは行く、その代わりに行かれても俺がカバーする。だから行ってやられたら俺の責任って言うのはすごく思いながらプレーしてて。その分、選手たちも自分の決まった場所にがっつり行っていますし、逆にコーチングのところで妥協せずに走ってスライドしてくれますし、そういうのがすごく一体感として今生まれているし、迷いなくプレーさせてあげたいっていうのがすごくある。それは引き出せた試合だったかなと思います」
林あってのこの日の勝利。城福監督は「間違いなく対人とか空中戦が強くなる。彼が戻ってきたことは非常に大きい。これによってまた競争のレベルが上がった」と絶賛した。
2週間前に2-3と敗れた相手に対し、まったく異なる試合内容。ディフェンス力のヴェルディを色濃くする1-0勝利だった。



