初出場初優勝を狙う町田が、地元のアルイティハド(サウジアラビア)を1-0で下し、4強入りした。前半31分にFWテテ・イエンギ(25)が挙げた虎の子の1点を守り抜き、前日の神戸に続いた。アルアハリ(サウジアラビア)はジョホール・ダルル・タクジム(マレーシア)に2-1で逆転勝ち。20日(日本時間21日)に神戸と激突する。

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紙一重の差で町田が制した。後半41分、FKを起点に同点ゴールを押し込まれた。両チームが激しく競り合った中、映像チェックで相手のハンドが確認された。見逃されてもおかしくない一瞬のわずかなプレー。得点は取り消された。勢いは相手にあっただけに、最後は運にも味方された。

アジアの舞台でも町田は町田だった。決勝点は代名詞のロングスローから。前半31分、林が投げ込んだボールを岡村が頭で流し、エリキが残してイエンギが決めた。「練習でやってきた形を出せた。みんなで取ったゴール」と喜んだ。加えて黒田監督の美学とする「1-0(ウノゼロ)」。町田カテナチオを体現するDF岡村は「防戦一方となった中でもクリーンシートで終われた」と胸を張った。

藤田晋社長は勝利後、Xを更新し「うおおおおおお!!!」と歓喜を爆発させた。一足飛びで成長を遂げるクラブにあって、資金に糸目を付けずサポートしてきた最大の功労者だ。大志を抱いて臨むアジアの頂点まであと2勝。黒田監督は「もっと上を目指していく」と野心をあらわにした。

【動画】町田ACLE4強!アルイティハドに1-0粘り勝ち