静岡学園は、FW沢井翼(3年)の4試合連続マルチ弾などで藤枝東を6-1で圧倒。新人戦に続く今季2冠目に王手をかけた。浜松開誠館は1-1からのPK戦の末、磐田東に4-2で勝利。DF大石櫂(3年)のゴールで追いつき、振り切った。一昨年覇者「シズガク」の奪還か、それとも昨年王者「カイセイカン」の連覇か。決勝は7日にエコパスタジアムで行われる。【前田和哉】
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静岡学園FW沢井が止まらない。初戦の2回戦から準々決勝までの全3試合で2得点をマークすると、この日の準決勝でも2発。2トップを組む“相棒”のFW坂本健悟(3年)を脳振盪(しんとう)の影響で欠く中、任務を遂行した背番号「15」は「健悟がいない分、自分が絶対に勝たせると思っていた。チームを勝たせられて良かった」とうなずいた。
1-0の前半19分に浮き球のスルーパスを受け、1点目。後半15分にはショートカウンターから抜け出し、左足で射抜いた。今春に右サイドから本職のFWにポジション変更したことで“覚醒”。川口修監督(52)も「一時はBチーム降格も考えた選手。ポストプレーだけでなく、決定力もついてきた。動きだしも良くなっている。ストライカーの自覚も出てきて素晴らしい」と称賛する急成長ぶりをピッチで示している。
試合前に補食する「サケおにぎり」を“勝負飯”に、ここまで4戦8得点とゴールを量産する沢井。2年ぶりとなる夏の全国を懸けた大一番に向けて「決勝ではハットトリックを決めて、2桁得点に乗せたい。次もおにぎりを食べて臨みます」と笑顔を見せながら、頼もしい言葉を並べた。



