日本代表監督を電撃解任されたバヒド・ハリルホジッチ氏(65)に、中国の強豪山東が就任オファーを出したと17日、クロアチアのメディアが報じた。山東は中国1部の強豪で16年夏にイタリア代表FWペッレを巨額の移籍金を支払ってサウサンプトンから引き抜き、同時期にドイツ人の名物監督マガト氏を監督に招く(すでに退任)など積極的な大型補強の実績がある。

 もっとも、ハリルホジッチ氏は電撃解任に怒り、早ければ今週中に日本に戻り会見で思いをぶちまけると予告済み。解任後、日刊スポーツの直撃取材に対し、アルジェリアからの就任要請があるという一部報道を「ノンノン」と否定するなど、すぐに新天地を選ぶような心境ではないとみられる。