デュッセルドルフに移籍したFW宇佐美貴史(26)は、プレシーズンで合宿に参加していないこともあり、開幕から公式戦3試合でベンチ入り出来ていない現状に「監督の決断は理解できる」と理解を示したと、7日付の独紙ビルトが報じた。

8月4日にアウクスブルクからデュッセルドルフへ昨季同様、期限付き移籍したが、今季は1度もベンチ入りすら果たせていない。だが「監督の決断は理解できる。僕はどちらの合宿にも参加できなかったし、準備期間のほとんどを逃した。他の選手は僕よりもっと準備してきている。だから今もっとやらないと。時間が必要。それは普通のこと」と、試合に出場できない現状を冷静に捉えている。

現在はチーム練習とは別のトレーニングに励んでいるという。「毎日、別メニューをして、チームのトレーニングの他に多くトレーニングするようにしている。例えば走りに行ったり。コンディションはそのおかげでだいぶ良くなってきた」と、順調に調子が上向いていることを明かした。

15日にはホームでのホッフェンハイム戦が行われる。「また、メンバー入りできると思っている。準備はできています。チームを助けたいし、多くの試合に出て、多くのゴールを決めて、アシストしたい。ブンデスリーガはずっと目標だった。できることなら、ずっとこの舞台でプレーしたい」と話した。