日本代表DF昌子源(26)は、リーグ戦18試合連続出場でフランスでの最初のシーズンを終えた。

半年間を振り返り「フィジカルとかスピードが、日本とは全然違う。出はじめと今日の試合と比べたら、成長してるな、と自分でも感じる」。それでも「もっと、本当に負けないぐらい強くなっていきたい。来シーズンも慣れたとかじゃなくて、まだまだチャレンジする気持ちを忘れずにやっていきたい」と一層のレベルアップを誓った。

6月のキリンチャレンジ杯に臨む日本代表に選出された。「国を背負うことはそうできることではない。フランスの経験を生かすというよりは、日本から続けてやってきたことを、代表でも出せれば」。FC東京MF久保ら、若い世代との融合もテーマに掲げられているが「しっかりとパイプ役を担っていければ」と自身の役割を理解していた。

南米選手権のメンバーには名前がなかった。昌子自身は「一生に一度あるかないかの大会なので行きたかった」というが、クラブ側が拒否したという。実際、シーズン途中に移籍した昌子は、昨年のJ開幕から約1年半休みがない状況。クラブにとって欠かせない存在となっているだけあり、「納得せざるを得ない。トゥールーズに怒りはない」と話した。