FIFAランク22位のセネガルと同68位のアルジェリアが決勝進出を決めた。アルジェリアは90年大会以来2度目、セネガルは初の優勝を目指し、19日に対戦する。

セネガルは延長戦の末に同25位のチュニジアを1-0で下した。後半30分にDFクリバリ(ナポリ)のハンドでPKを献上したが、GKゴミス(SPAL)がMFサッシ(アルザマレク)のキックを読み切り左へ飛んでがっちりとキャッチ。その5分後にFWサール(レンヌ)が倒されてPKを獲得したが、MFセベ(ニューカッスル)の右を狙ったキックは相手GKアセン(ニース2)にはじかれて失敗。0-0のまま延長戦に突入し、迎えた前半10分、右サイドからゴール前に上げたFKは相手GKにはじかれたが、ボールは相手DFに当たってゴールに飛び込むオウンゴールとなり、これが決勝点となった。

アルジェリアはナイジェリアに2-1で競り勝った。前半40分、MFマレズ(マンチェスターC)のペナルティーエリア右からのクロスがオウンゴールを誘って先制。後半27分にPKで同点に追いつかれたが、同ロスタイム、マレズがゴールやや右22メートルからのFKを左足でゴール左へ突き刺し、ラストプレーで決勝点を奪った。

両チームは1次リーグで対戦し、アルジェリアが1-0で勝利している。