首位リバプール所属となった日本代表FW南野拓実(24)のリーグ戦デビューは、またもお預けとなった。移籍後初めて迎えたリーグ戦だった前節トットナム戦に続き、ベンチスタート。昨年10月のアウェー戦で1-1の引き分けに持ち込まれたマンチェスターUとの大事な「ナショナルダービー」で、出場機会に恵まれなかった。

チームは前半14分、右CKからDFファンダイクがヘッドで合わせて先制。試合終了間際にFWサラーが追加点を挙げて勝利を決定づけると、ベンチにいた南野もクロップ監督の背後で喜んだ姿をみせた。同節でクリスタルパレスに2-2で引き分けた2位マンチャスターCと勝ち点で16差に広げ、リーグ制覇に向けて前進。英紙によれば、クロップ監督は「試合のほとんどで非常に支配的だった。本当に良い試合で、私たちがプレーした中で最高のダービーの1つ」と満足顔だったという。

南野は、今月23日に控える次節ウォルバーハンプトンとのアウェー戦で出場チャンスを待つことになる。