ポルトガル代表FWクリスティアーノ・ロナウド(35)とアルゼンチン代表FWリオネル・メッシ(32)が一緒にバルセロナでプレー!? という一部報道で、海外メディアがわいている。

ギレム・バラゲ氏が13日に「BBC5ライブスポーツ」の放送でイタリア・セリエAのユベントス所属のロナウドがスペイン1部バルセロナへ移籍する可能性を明かしたことを受け、世界中のファンがロナウドの長年のライバル、メッシとの「共演話」に興奮状態。ふってわいたようなセンセーショナルな移籍話をスペイン、イタリア、英の各メディアも一斉に報じた。

新型コロナウイルスの影響による経営難でユベントスがロナウドの年俸2800万ポンド(約38億円)が負担になり、代理人を通じてパリ・サンジェルマンなどビッグクラブと接触していることが移籍話の発端だという。スペイン紙アスはロナウドの関係者の話としてバルセロナ移籍といううわさは「すべて偽り」だと否定したことを報じた。バルセロナもコロナウイルスの影響で財政的な打撃を受けており、ロナウドを獲得する余裕はないとみられる。22年までユベントスとの契約が残るロナウドとメッシが一緒にプレーしたことはない。

バロンドール受賞はロナウドが5回で、メッシが6回。通算ゴール数はロナウドが638得点、メッシが634得点、通算アシスト数はロナウド223、メッシは285だ。ロナウドとメッシという攻撃的なデュオは長い間、多くのファンの夢でもある。移籍市場が開いている今だからこその移籍話だが、2人が一緒にプレーする姿をみたいファンは世界中に数多くいるという証明だろう。