現在レアル・マドリードで控えの立場が続いているブラジル人DFマルセロ(32)に対して、モナコが今夏の獲得に興味を持っていると、スペイン紙ムンド・デポルティボ電子版が18日に報じた。

07年1月の入団以降、Rマドリードで今季15シーズン目を過ごすマルセロは現在、メンディに左サイドバックのレギュラーの座を完全に奪われている。公式戦ここ3試合出番なく、直近11試合の出場はわずか1試合。今季の公式戦成績は7試合、609分間出場、0得点1アシストと出番が非常に少なくなっている。

現在、欧州のさまざまなクラブがマルセロの動向を追っており、マルセロ自身も試合出場を望んでいるため退団の可能性があるという。そして同紙はスポーツ専門局「ビーイン・スポーツ」フランス版の情報を引用し、モナコが年俸600万ユーロ(約7億5000万円)の3年契約のオファーを出す可能性があると報じた。しかし、もしマルセロがモナコと契約を結んだ場合、退団時期は今冬ではなく、今夏になる予定だと伝えている。(高橋智行通信員)