すでに頓挫した欧州スーパーリーグ(SL)創設計画に関わったことで最長2シーズン、欧州チャンピオンズリーグ(CL)など欧州カップ戦への出場停止処分が科せられる可能性が出てきた。ESPN電子版が報じた。

欧州サッカー連盟(UEFA)は直近10日間、欧州SLへの参加を表明していた12のビッグクラブと話し合いを行ってきた。欧州SLにはもう関わらないという正式な言質をとりつけ、処分を軽くするためだ。

だが5日の時点で正式に欧州SLからの撤退を表明したのはイングランドの6クラブ(チェルシー、リバプール、マンチェスター・ユナイテッド、マンチェスター・シティー、アーセナル、トットナム)とアトレチコ・マドリード。インテル・ミラノは正式撤退まであと少しという状況だという。

残るユベントス、レアル・マドリード、バルセロナ、ACミランはまだ撤退には至っておらず、厳しい処分が科せられる可能性もある。欧州SL側の取り決めでは12クラブ中、9クラブが撤退した時点で同リーグが正式に消滅するという。