リバプールの日本代表MF遠藤航(32)が、MF松木玖生の所属する2部サウサンプトンとのホーム戦にフル出場し、2-1の勝利を挙げた。
遠藤はボランチで今季公式戦に初先発。DFラインの前で相手ボールに食い付き、ボール回収役として献身的にプレーした。一方の松木はベンチスタートだった。
前半42分、先にサウサンプトンに決定機を作られた。フリーとなったFWアームストロングにシュートを打たれたが、クロスバーに当たり失点は免れた。すると直後の43分、相手GKマッカーシのショートパスを敵陣エリア内で引っかけたFWキエーザのワンタッチパスをFWイサクが右足でゴールし、均衡を破った。イサクは移籍後の初ゴールとなった。
アディショナルタイムには中盤で相手とのデュエルとなった遠藤が強さを発揮。ボール奪取から相手2人に次々と寄せられたが、巧みなボールコントロールでかわし、混戦から抜け出すプレーで観衆を沸かせた。
1点リードしたまま後半もリバプールが安定した試合運び。しかし後半31分に遠藤のミスが失点につながった。相手CKでゴール前に入ったボールを頭ではね返すはずが、目測を誤り、コントロールミス。頭に当たったボールは自陣ゴール前への相手パスとなり、最後はMFチャールズに押し込まれて1-1の同点となった。
同点となった中、リバプールは冷静にチャンスをうかがう。後半40分にDFロバートソンが最終ラインから右のDFラインの背後へ正確なロングフィードを送ると、受けたキエーザが完璧なワンタッチコントロールから中央へ折り返し。後半から出場したFWエキティケがワンタッチで流し込み、2-1と勝ち越しに成功した。
興奮したエキティケはユニホームを脱いでしまい、イエローカード。既に1枚もらっていた中、まさかの2枚目で退場となった。残り時間がアディショナルタイム含め10分以上ある中での失態。スロット監督はすぐにシステム変更を伝え、遠藤はセンターバックの前でアンカーとなり、サウサンプトンが圧力をかけて来る中で体を張った。ボール奪取の鬼と化し、相手に付け入るスキを与えなかった。
自らのミスを帳消しにしようと奮闘した遠藤の献身的なプレーがあって、リバプールは逃げ切りに成功。4回戦進出を果たした。
対する松木は最後まで出番はなく、日本人対決はならなかった。

